近年、ID・認証情報を狙ったサイバー攻撃が急増しています。
ひとたびユーザーアカウントが侵害されると、その後の権限昇格を経て、最終的には認証基盤(Active Directory 等)が攻撃者に乗っ取られてしまうリスクがあります。認証基盤はあらゆるサービスの根幹であり、一度被害に遭ってしまうと、長期間サービスが停止し、ビジネスに甚大な影響を及ぼしかねません。
このような背景から、レジリエンス対策の中でも特にID保護と復旧対策への注目度が増しています。中でもActive DirectoryやEntra IDに対しては、サイバー攻撃を想定した保護対策および迅速な復旧手段の整備が求められています。
本セッションでは、IDを標的とした攻撃の最新動向をまとめ、ID基盤に求められる具体的なサイバーリカバリ対策について解説いたします。
スピーカー:
執行役員 セールスエンジニアリング本部 本部長
中井 大士