● Oracle Cloud Infrastructure、RedHat Open Shift など、クラウド、SaaS、ハイパーバイザー向けに、データ保護とセキュリティを大幅に拡張
● Active Directory および Entra ID 向けの新製品「Rubrik Identity Recovery」が、事業運営のリカバリにおける最大の脆弱性を解消
● 機械学習による検知、オーケストレーションによるリカバリ、Turbo Threat Hunting など、最新の 強力なサイバーレジリエンス機能により、サイバーインシデントからの運用リカバリを迅速化
Rubrik(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、CEO:ビプル・シンハ(Bipul Sinha)、以下 Rubrik)は本 日、包括的なサイバーレジリエンスの実現に向けた継続的な取り組みの一環として、クラウド、SaaS、オン プレミス環境で保護を強化するために設計された重要なイノベーションを発表しました。今回のイノベー ションは、データの保存場所に関係なく、侵害を予測し、潜在的な脅威を検知し、迅速かつ効率的に復 元する能力をこれまで以上に高めることを目的としています。これらの新機能は、同社の年次イベント(オンライン)「Cyber Resilience Summit」でも紹介しています。
Rubrik の最高技術責任者 兼 共同創設者であるアーヴィンド・ニスラカシャヤプ(Arvind Nithrakashyap)は、次のように述べています。「イノベーションを決し 止めないのは、サイバー犯罪者も 私たちも同じです。データの保存場所に関係なく、お客様のデータのセ ュリティ、安全性、適切なアクセ ス性を確保することは、当社の最優先事項です。当社は主要なクラウドプラットフォーム、SaaS 製品、オン プレミス全体で最新のテクノロジーをシームレスに統合しています。お客様が侵害されたデータをより適 切に検知し、影響を受けたデータの特定速度を高め、クリーンなエント ーポイントの発見を迅速にでき ます。」
DevOps から本番環境まで、重要な事業運営の稼働環境をクラウドとプラットフォームがサポート クラウドの導入拡大と昨今のハイパーバイザー業界の統合は、ビジネス 不可欠な運用の大規模な再 プラットフォーム化を促進しています。Rubrik は、顧客が選択するプラ トフォームに対応し、統合型管 理、高度なサイバーレジリエンス機能、さらにクラウド、SaaS、エンタープライズアプリケーション全体での 強力な可視性を提供します。
● クラウド態勢リスク管理(CPR):CPR は、クラウドのデータ資産を自動的に検出してインベントリ を作成し、保護されていないデータや機密データを特定することで、デ タの可視性の欠如に対 処します。CPR は、組織が情報に基づいたバックアップの意思決定を い、重要なデータのみを 保護することで、バックアップ態勢を強化し、リスクと不要なコストを 減できます。
● Oracle Cloud の保護:Rubrik Security Cloud(RSC)は今後、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のデータ保護をサポートします。これには Oracle Cloud VMWare Solution(OCVS)のワークロー ドと、OCI 上の VM で動作する自己管理型 Oracle DB ワークロードが含 れます。本ソリューシ ョンは、顧客が他のクラウドやオンプレミスのデータに依存しているのと同じ堅牢で統合された バックアップおよびリカバリ機能を利用し、クラウドベースの環境を安全に保護できるよう設計さ れています。
● PostgreSQL 向けデータ保護の拡張:Rubrik は、すべてのプラットフォームにおけるデータ防御 強化の重要性を認識しています。Rubrik Zero Labs の最新版レポートに ると、サイバー攻撃の 96%がバックアップを標的としていると報告されています。PostgreSQL 対象範囲を拡張するこ とで、Rubrik は、世界で定評のあるオープンソース・データベースが、 ジタル脅威の進化に直 面する中で今後も普及していくことを保証します。この包括的なデータ キュリティ・ソリューショ ンにより、組織には、データのバックアップ、可用性、リカバリ能力の 保を提供します。
● Red Hat OpenShift Virtualization のデータ保護:企業の 60%は Kubernetes を採用しており、 企業のクリティカルなワークロードを対象としたサイバーレジリエンス ソリューションの必要性 が強調されています。Rubrik の新たな OpenShift のサポートは、包括的 つ自動化された不変 バックアップを提供し、サイバーインシデントからの迅速なリカバリを 現することで、こうした環 境を保護する重要な一歩となります。企業は管理性やサイバーレジリエ スを損なうことなく、ク リティカルなビジネスプロセスを対象に仮想化プラットフォームを柔軟 選択できます。
● Azure DevOps と GitHub のバックアップ:イノベーションを加速させるため、継続的なインテグ レーションと継続的に開発を利用している組織を対象に、サイバーレジ エンスに優れた自動バ ックアップ、きめ細かなリカバリ、拡張リテンション、クリティカルな ータストア向けの堅牢なコン プライアンス対応によって、Azure DevOps と GitHub の保護を実現して ます。
● Amazon Web Services, Inc.(AWS)向けの Rubrik Cloud Vault(RCV):RCV は、柔軟なポリ シーやリージョンにより、非常にセキュアなオフサイトのアーカイブ場 を管理する際の複雑性と コストを低減します。RCV は、不変で、隔離され、論理的にエアギャッ されたオフサイトのバック アップを、ロールベースのアクセス制御、高度な暗号化、リテンション ックを組み合わせることに より、RCV はデータのリカバリで圧倒的な信頼性を実現します。
● Microsoft Dynamics 365 向けのセキュリティとレジリエンス:Rubrik の Microsoft Dynamics 365 向けて強化された保護は、企業が統合型プラットフォーム内でクリティ ルな業務データと顧客 データを保護できる環境を実現することを目的としています。
● Salesforce 向けのサンドボックスシーディング:直感的なユーザーエクスペリエンスにより、ユー ザーは特定の評価基準に基づきオブジェクトや記録を選択できます。サ ドボックス環境にデー タを移動させる前に、データ選択のサイズと移動先サイズの可用性を徹 的に比較分析するこ とで、シーディングエラーを防ぐことを目的としています。本ソリュー ョンは 2025 年中の提供開 始を予定しており、クエリを保存して将来的に繰り返し使用することで サンドボックスのシーディ ングプロセスをさらに迅速化することが目標です。
Rubrik、サイバーレジリエンスを強化する「Rubrik Identity Recovery」を発表
サイバー攻撃の大半は認証情報の漏洩に関わるもので、企業の 50%は、過去 2 年間で Active Directory 攻撃を経験しており、アイデンティティは今日の最もクリティ ルな脆弱性の 1 つとなっていま す。回復力に優れたアイデンティティ・サービスがない場合、組織はサ バーインシデント後に業務停止 のリスクに陥ります。
Identity Recovery の発表により、Rubrik は、業界で最も包括的で自動化されたセキュアなソリューショ ンを提供し、Entra ID と Active Directory(AD)でハイブリッド・アイデンティティ環境を保護します。Identity Recovery には、オーケストレーションされた Active Directory Forest Recovery が採用されてお り、アイデンティティ環境全体を迅速かつクリーンに復旧することで、複雑な手作業を排除して、ダウンタ イムを短縮します。
Rubrik Identity Recovery によって、組織はマルウェアや構成ミスを再び導入することなく、AD と Entra ID の迅速かつクリーンなリカバリを保証できます。これにより、アイデンティティベースの脅威の増加に 直面しても、事業継続性の維持とサイバーレジリエンスの強化を支援します。サイバーレジリエンス機能の進化により、より迅速かつ包括的な事業運営のリカバリを実現 市場を定義する機能を提供することで、Rubrik は最先端のサイバーレジリエンスを顧客に提供し続けて おり、サイバー脅威のより迅速な検知、軽減、復元を支援しています。業務の中断を最小限に抑えて事業 継続をさせることが Rubrik の目標です。
● Azure と Amazon Web Services, Inc.(AWS)向けの高度なセキュリティ機能:新たなセキュリ ティ機能は高度な機械学習と自動化を活用しており、「異常検知」、「データ発見」、「分類」につ いては本日より、「脅威ハント」と「脅威監視」については近日中の提供開始を予定しています。 サイバー脅威をプロアクティブに検知・軽減し、リカバリを加速させて、機密データの保護とコン プライアンスを保証するため、これらの機能は連携させることを念頭に設計されています。
● Azure VM 向けのオーケストレーテッドリカバリ:Rubrik は、Azure VM からオーケストレーテッド リカバリ機能をクラウドに拡張する予定です。このソリューションは複雑性を軽減し、ヒューマンエ ラーを最小限に抑えられるよう設計されており、顧客はリカバリシーケンスを自動化し、定期的 なテストリカバリのスケジュールを設定し、包括的なリカバリレポートを生成できます。
● Turbo Threat Hunting:一度に 1 つのオブジェクトをスキャンしたり、複数の管理画面を使用す る必要がある従来型の手法とは異なり、Turbo Threat Hunting では、Rubrik のメタデータ内に保 存された事前計算済みのハッシュを活用し、大規模なスキャンを実施します。これにより、ファイ ル単位のスキャン作業が不要となり、どんなに複雑なデータ環境であっても、マルウェアなどの 脅威が存在しないリカバリポイントを数秒間で迅速・正確に特定できます。社内テストによると、Turbo Threat Hunting により、60 秒間以内で 7 万 5,000 件のバックアップをスキャンすることが できました。
● Enterprise Edition for Microsoft 365:エンタープライズグレードのセキュリティと回復力を Microsoft 365 に提供することで、Rubrik は、組織が攻撃の検知、対応、復元を迅速に行えるよう 機能を拡張します。Microsoft 365 向けに提供される新機能には、攻撃発生前に高リスクのデー タを特定・保護する「機密データ監視」や、クリティカルなデータを最初に復旧することで、業務を 迅速に復元する「優先リカバリ」が含まれます。Enterprise Edition for Microsoft 365 を使用する Rubrik の顧客は、近日中には「異常検知」、「脅威監視」、「脅威ハント」 「セルフサービスでの 復元」の機能も追加できます。(以上)
Rubrik(ルーブリック)について
Rubrik は、世界のデータを安全に保護することをミッションとしており、Zero Trust Data Security™で企 業がサイバー攻撃、悪意のあるインサイダー、および業務の中断に対するビジネスの回復力を達成でき るよう支援します。機械学習を活用した Rubrik Security Cloud は、オンプレミス、クラウド、および SaaS ア プリケーション全体のデータを安全に保護します。また Rubrik は、データの安全性を維持し、厳しい条件 下でのデータの可用性を実現するとともに、データのリスクと脅威を継続的に監視し、インフラストラクチ ャが攻撃された場合でもデータと共にビジネスの復旧を支援します。
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本件に関するお問い合わせ先:
Rubrik Japan 広報代理(ホフマンジャパン株式会社内)
担当: 南出 / 竹房 / 上田 / 田中
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