概要

シティ・ナショナル・バンク・オブ・フロリダ(CNBFL)はマイアミを拠点とする米国第2位の金融機関で、その資産は220億ドル以上です。マイアミ・デード郡からグレーターオーランド地域にかけて32の支店があり、1,000人以上が勤務しています。セキュリティがすべてに優先するCNBFLにとっては、RubrikやMicrosoftのような堅牢なセキュリティパートナーと提携し、ネイティブで書き換え不可の、物理的に隔離され、アクセス制御されたバックアップとランサムウェア攻撃からの修復機能によるセキュリティ態勢の強化が不可欠です。

私たち銀行はお客様へのサービスを止めるわけにはいきません。ダウンタイムという選択肢はないのです。Rubrikのおかげで俊敏性を維持したまま、市場のニーズに対応し戦略的レベルを維持し続けられます。

Ariel Carrión氏
CIO、CNBFL

課題

  1. FinServに対するランサムウェアの脅威の高まり

  2. M365に対する保護のサイロ化

  3. 動的な事業継続性とディザスタリカバリ(BCDR)計画の欠如により、顧客に影響を及ぼす可能性がある

結果

  1. ユーザー数が1,000人を超えるM365の保護

  2. Azure Stackとの連携

  3. 統一された拡張可能なソリューションが24時間365日使用可能に

課題

ビジネスの成長を保証するデータセキュリティ

金融サービス組織がサイバー攻撃の標的になっているのは明白たる事実です。2021年、金融サービス企業はランサムウェアのインシデント対応に平均200万ドル以上を費やしました*。 

CNBFLにとって、これは組織全体で1つのBCDR計画を採用すれば、顧客への影響を最小限にできるということを意味しています。「銀行のお客様は、あらゆることがリアルタイムで24時間365日使えることを期待しています」とCNBFLのCIOで、エンドツーエンドのDX戦略を監督しているAriel Carrión氏は述べました。

CNFBLはオンプレミス上とクラウド内にデータがあり、ハイブリッド環境をサポートできるだけでなく、同行の継続的な成長とリアルタイムの顧客向け製品・サービスを維持できるソリューションが必要です。Carrión氏は、単一のプラットフォームではサイバー攻撃の脅威に対抗できないので、複数の防御層の構築が不可欠だと付け加えました。「RubrikとAzureスタックとの相乗効果は革新的です。新たな防御層を追加できるだけでなく、データの在りかをいつでも把握できるので、ビジネス上の賢明な決断をより速く行えます」。

さらに、Rubrik Security Cloudは1,000人を超えるMicrosoft 365のユーザーを包括的に保護できるので、CNBFLのSaaSアプリケーションのデータセキュリティ戦略においても欠かせない要素になっています。

重要なのは、資産の把握、プロセスのインベントリの作成、データの在りかの把握、データの分類方法です。金融サービス産業を牽引する銀行として、私たちはRubrikを最大限活用しなければなりません。

Ariel Carrión氏
CIO

ソリューション

Rubrik:安定と安心のための奥の手 

ハッカーは日増しに効率的で創造的になり、組織内のさまざまな場所に侵入しています。それらを阻止するだけでは不十分です。ハッカーが侵入した際のデータ保護が重要なのです。

「私たち銀行はお客様へのサービスを止めるわけにはいきません。ダウンタイムという選択肢はないのです」とCarrión氏は言います。銀行の顧客は、請求書の支払いを行い、家族を養い、生活を維持するために日々の取引を行う必要があります。「Rubrikのおかげで俊敏性を維持したまま、市場のニーズに対応し戦略的レベルを維持し続けられます」。


 

RubrikとAzureスタックとの相乗効果は革新的です。新たな防御層を追加できるだけではなく、データの在りかをいつでも把握できるので、ビジネス上の賢明な決断をより速く行えます。

Ariel Carrión氏
CIO

*SOPHOSによる『The State of Ransomware in Financial Services 2021(2021年度の金融サービス業界でのランサムウェアの実態)』レポートより