最適コスト
初期費用・運用費用ともに適切
1時間半
基幹システムのクラウドバックアップ時間
UIの向上
バックアップ実施結果がひと目でわかる
画像や色を核にしたイメージングの技術を生かし、複合機やカラーデジタル印刷機、デジタルX線画像診断システムなどの多彩な製品・ソリューションを提供するコニカミノルタ。磨き上げてきたイメージングの技術力を基盤として、社会課題の解決に貢献し、社会とともに成長する会社を目指しています。そのコニカミノルタグループにおける共通ITの導入・保守・運用を担当するのが、コニカミノルタ情報システムです。
コニカミノルタは、グループが利用する基幹システムのデータバックアップツールの保守期限が迫っていたことから、別製品への移行を決定。選定を依頼されたコニカミノルタ情報システムは、複数の製品を検討した中から、Rubrikを選びました。選定に当たって最も重視したのは、使い勝手がよかった旧ツールとそん色のない運用環境やパフォーマンスを実現すること。それも、できる限り初期費用や運用コストを抑えた状態で移行できることが重要なポイントでした。
Rubrikはこれらの条件を満たすソリューションとして、2023年4月にコニカミノルタから選ばれました。Rubrikを使って日々のバックアップを管理しているコニカミノルタ情報システムは、使いやすさに満足しているようです。
Rubrikのダッシュボード画面は、すべてのバックアップ結果がひと目で見られるようになっているので非常に便利です。必要な情報が1つの画面で把握できるというのは、使い手のことを考え抜いた配慮だと思います。
課題
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旧ツールの保守期限が迫っている
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快適な運用環境を保ちたい
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移行コストを極力抑えたい
ソリューション
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旧ツールの運用環境を保ったままRubrikに移行
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最適な導入·運用コストを提案
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バージョンアップへの対応をサポート
結果
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快適な運用環境を最適コストで実現
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基幹システムのバックアップが1時間半で完了
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ダッシュボード上ですべてのバックアップ結果が確認できる
ソリューション1
初期費用と運用費用の低さに着目して
2つの候補の中からRubrikを選定
製品を絞り込んだのは、グループの基幹システムの保守を担当するコニカミノルタ情報システム ITサービス本部 基盤技術部の尾形茉耶氏です。
コニカミノルタグループが使用していた旧ツールは、グループ内の基幹システムのデータを毎日1回、パブリッククラウド上に設定されたストレージにバックアップする構成となっていました。
「この構成を変えることなく、旧ツールと同等以上のパフォーマンスでバックアップできるソリューションであることが、選定の第一条件でした。そのうえで、ディザスターリカバリー(災害復旧)を踏まえたバックアップができることも重視しました」と尾形氏は説明します。
複数のベンダに照会を行い、製品を提案してもらったところ、上記の要求を満たす2つのバックアップツールが候補に挙がりました。その中から、最終的に選ばれたのがRubrikでした。
「2つのツールは、どちらも当社の要件を満たすものでしたが、Rubrikのほうが初期費用や運用費用を抑えられる点が選定の決め手となりました。もう1つのツールは、旧ツールと同じ構成を実現するためには追加の作業やライセンスが必要となるので、結果として割高になることから最終的にRubrikを選びました」と尾形氏は振り返ります。
ソリューション2
1時間半で基幹システムのバックアップを完了
パフォーマンスの高さに満足
尾形氏による絞り込みを受けて、コニカミノルタもRubrikの選定を承認。2023年4月、導入が正式に決定しました。
導入から構築までの作業は、旧ツールの導入・運用も支援したパナソニック インフォメーションシステムズ(以下:パナソニックIS)がサポートしました。「旧ツールの構成を知り尽くしているパナソニックISに支援してもらったので、同じ構成のまま構築してもらえるはずだと全幅の信頼を寄せていました」と尾形氏は明かします。
2024年2月、Rubrikを使った基幹システムのバックアップの仕組みは正式に本稼働しました。
バックアップの運用も担当する尾形氏は、稼働後のRubrikのパフォーマンスについて、非常に満足しているようです。
「旧ツールでは、グループ内のすべての基幹システムのデータを、深夜のうち1時間半以内でクラウド上のストレージにバックアップするという運用を行っていました。それ以外の時間は、基幹システムと他のシステムを連携させるバッチ処理を行うので、バックアップのために取れる時間は1時間半が最大だったのです。Rubrikに移行してからも同じ時間内でバックアップが完了できているので、パフォーマンスには十分満足しています」(尾形氏)
結果
わかりやすいUIと柔軟なサポート体制を評価
Rubrikの使い勝手のよさにも満足しているようですが、とくに高く評価しているのは、わかりやすいUIです。
「旧ツールは、バックアップの結果を画面上で確認する際に、ボタンをクリックしたり、クライアントツールの画面を何度も往復したりする手間がありました。その点、Rubrikのダッシュボード画面は、すべてのバックアップ結果がひと目で見られるようになっているので非常に便利です。必要な情報が1つの画面で把握できるというのは、使い手のことを考え抜いた配慮だと思います」(尾形氏)
また、尾形氏はRubrikのサポート体制についても評価しています。
コニカミノルタが導入した後、Rubrikはバージョンアップ時のサポートに関するルール変更を行い、新しいバージョンへの更新作業はユーザー企業が自社で行わなければならなくなりました。
ただし、「まだ導入したばかりという事情もあって、直近のバージョンアップでは、特例としてRubrikにサポートを行ってもらいました。ユーザーの状況に応じて柔軟にサポートをしてもらえる点は、非常にありがたいと思っています」と尾形氏は語ります。
最後にコニカミノルタの今野氏は、「Rubrikは非常に使いやすいソリューションだと聞いています。円滑な運用を継続するためには、使いやすさや優れた機能といったツールの持ち味が維持され続けることが大事。今後も『長く使えるソリューション』として期待しています」と語りました。
デモ環境を体験する
RubrikのZero Trust Data Securityプラットフォームについて、Rubrikのテクニカルソリューションエキスパートがお客様環境に即したデモを行います。