• すべての予測指標で上方修正を達成
  • 第4四半期のサブスクリプション年間経常収益(ARR)は、前年同期比39%増の10億9,260万ドルに成長
  • 第4四半期の売上高は、前年同期比47%増の2億5,810万ドルを達成
  • サブスクリプションARRが10万ドル以上の顧客数は、前年同期比29%増の2,246社

Rubrik(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、CEO:ビプル·シンハ(Bipul Sinha)、以下 Rubrik)は本日、2025年度第4四半期および通期決算(2025年1月31日を末日とする)の結果を発表しました。

RubrikのCEO、会長、共同創業者であるBipul Sinhaは、次のように述べています。「2025年度は、Rubrikにとって節目の年となりました。当社の大規模で力強い成長は、サイバーレジリエンス市場における優れた実績を示しています。しかし、Rubrikの可能性を最大限に発揮するにはまだ道のりがあります。今後我々はこれまで以上に必要とされる存在となり、より明るい未来が待ち受けていると確信しています。」

Rubrikの最高財務責任者であるキラン·チョウダリー(Kiran Choudary)は、今回の業績について次のように述べています。「営業レバレッジの改善や年間フリーキャッシュフローの初の黒字化など、年間を通じて好調な業績を達成できました。2026年度以降も、サイバーレジリエンスという大規模なビジネスの実現に向けて業務遂行を継続していきたいと思います。」

2025年度第4四半期の業績ハイライト

  • サブスクリプション年間経常収益(ARR):2025年1月31日現在のサブスクリプションARRは、前年同期比39%増の10億9,260万ドルでした。
  • 売上高:サブスクリプション売上高は、2024年度第4四半期の1億5,870万ドルから54%増の2億4,370万ドルでした。総売上高は、2024年度第4四半期の1億7,500万ドルから47%増の2億5,810万ドルでした。
  • 粗利益率:GAAPベース粗利益率は、2024年度第4四半期の77.2%に対し77.4%でした。この数字には、当社の新規株式公開の完了後およびその結果としての特定の株式報酬の権利確定に起因する株式報酬費用510万ドル(前年同期=10万ドル)が含まれます。非GAAPベース粗利益率は、2024年度第4四半期の77.7%に対し79.7%でした。
  • サブスクリプションARRの貢献利益率:事業における営業レバレッジの改善を反映する形で、サブスクリプションARRの貢献利益率は、2024年度第4四半期の-12%に対し2%となりました。
  • 1株あたり純損失:GAAPベース1株あたり純損失は、2024年度第4四半期が1.59ドルの損失だったのに対し、0.61ドルの損失となりました。GAAPベース純損失には、当社の新規株式公開の完了後およびその結果としての特定の株式報酬の権利確定に起因する株式報酬費用8,600万ドル(前年同期=340万ドル)が含まれます。非GAAPベース1株あたり純損失は、2024年度第4四半期が1.52ドルの損失だったのに対し、0.18ドルの損失となりました。
  • 営業キャッシュフロー:営業活動によるキャッシュフローは、2024年度第4四半期の1,280万ドルに対し8,360万ドルでした。フリーキャッシュフローは、2024年度第4四半期の870万ドルに対し7,520万ドルでした。
  • 現金、現金同等物および短期投資:現金、現金同等物および短期投資は、2025年1月31日現在で7億510万ドルでした。

2025年度の業績ハイライト

  • 売上高:サブスクリプション売上高は、2024年度の5億3,790万ドルから54%増の8億2,870万ドルでした。総売上高は、2024年度の6億2,790万ドルから41%増の8億8,650万ドルでした。
  • 粗利益率:GAAPベース粗利益率は、2024年度の76.9%に対し70.0%でした。この数字には、当社の新規株式公開の完了後およびその結果としての特定の株式報酬の権利確定に起因する株式報酬費用6,700万ドル(前年同期=10万ドル)が含まれます。非GAAPベース粗利益率は、2024年度の77.2%に対し78.0%でした。
  • 1株あたり純損失:GAAPベース1株あたり純損失は、2024年度が5.84ドルの損失だったのに対し、7.48ドルの損失となりました。GAAPベース純損失には、当社の新規株式公開の完了後およびその結果としての特定の株式報酬の権利確定に起因する株式報酬費用9億1,390万ドル(前年同期=570万ドル)が含まれます。非GAAPベース1株あたり純損失は、2024年度が5.72ドルの損失だったのに対し、1.57ドルの損失となりました。
  • 営業キャッシュフロー:営業活動によるキャッシュフローは、2024年度の-450万ドルに対し、4,820万ドルでした。フリーキャッシュフローは、2024年度の-2,450万ドルに対し、2,160万ドルとなりました。

最近の事業ハイライト

  • 2025年1月31日時点で、サブスクリプションARRが10万ドル以上のRubrikの顧客数は、前年同期比29%増の2,246社でした。
  • 生成AIアプリケーションの開発を加速させる「Rubrik Annapurna」を発表しました。Annapurna APIサービスにより、顧客はすべてのビジネスデータを直ちに活用し、より強力かつ信頼できる生成AIアプリケーションを短期間で構築できます。Annapurnaは、Rubrik Security Cloud(RSC)を活用したセキュアなデータ埋め込みを提供し、RSC内ですべてのエンタープライズデータとメタデータを活用することで、AIアプリケーションに対するデータアクセス制御の設定·管理が容易になります。
  • 「Rubrik Security Cloud-Government」が連邦リスク承認管理プログラム(FedRAMP®)の「中程度の影響レベル」認定を取得したことを発表しました。RubrikのFedRAMP認定については、米国エネルギー省に属する国家核安全保障局(NNSA)が機関スポンサーを担当しました。
  • 「Rubrik Security Cloud(RSC)」が、データセキュリティ態勢管理(DSPM)とサイバーリカバリの機能を単一の信頼できるサイバーレジリエンスプラットフォーム内に統合したことを発表しました。Rubrik DSPMによって、Rubrikの既存顧客は現行のRubrik環境内でDSPM機能を有効化し、データの拡散状況をほぼリアルタイムで把握することで、機密データの漏洩リスクを低減できます。
  • 新機能の「Rubrik Turbo Threat Hunting」を発表しました。この機能はサイバーリカバリの大幅な高速化を念頭に設計されており、組織は自社のデータ資産全体を対象にクリーンなリカバリポイントを特定できます。Turbo Threat Huntingを使用することで、60秒未満で最大7万5,000バックアップのスキャンが可能です。
  • クラウドストレージの卓越性が評価され、CRNの2025年「Cloud 100 List」に選出されました。

2026会計年度第1四半期および通期の見通し

Rubrikの2026会計年度の第1四半期および通期の業績見通しは以下の通りです。

·2026年度第1四半期の見通し:

  • 売上高:2億5,900万~2億6,100万ドル
  • 非GAAPベース·サブスクリプションARRの貢献利益率:約4.0%~5.0%
  • 非GAAPベース1株あたり利益:-0.33~-0.31ドル
  • 加重平均発行済株式数:約1億9,200万株

·2026年度通期の見通し:

  • サブスクリプションARR:13億5,000万~13億6,000万ドル
  • 売上高:11億4,500万~11億6,100万ドル
  • 非GAAPベース·サブスクリプションARRの貢献利益率:約4.5%~5.5%
  • 非GAAPベース1株あたり利益:-1.23~-1.13ドル
  • 加重平均発行済み株式数:約1億9,800万株
  • フリーキャッシュフロー:4,500万~6,500万ドル

非GAAPベースの業績と最も比較可能なGAAPベース指標との調整内容など、Rubrikの報告した業績に関する追加情報は、財務表に記載されています。非GAAPベースの予測指標と対応するGAAP指標との調整内容については、将来的な費用の発生に不確実性が伴うため、不合理な作業を回避しつつ、将来予測に基づきこれを提供することは不可能です。一方、これらの要因は、GAAPに準拠して計算されるRubrikの業績に重大な影響を及ぼす可能性がある点を留意すべきです。一例として、従業員の株式取引に関する雇用主の給与税関連項目などの株式報酬に関連する費用については、従業員の株式取引の時期、RubrikのクラスA普通株式の将来的な公正市場価値、およびRubrikの将来的な雇用および人材維持の必要性の影響を受けますが、これらは予測が困難で、常に変動する可能性があります。

*本プレスリリースは、米国で2025年3月13日(現地時間)に発表されたプレスリリースの抄訳版です。原文はこちらをご参照ください。

(以上)

Rubrik(ルーブリック)について
Rubrikは、世界のデータを安全に保護することをミッションとしており、Zero Trust Data Security™で企業がサイバー攻撃、悪意のあるインサイダー、および業務の中断に対するビジネスの回復力を達成できるよう支援します。機械学習を活用したRubrik Security Cloudは、オンプレミス、クラウド、およびSaaSアプリケーション全体のデータを安全に保護します。またRubrikは、データの安全性を維持し、厳しい条件下でのデータの可用性を実現するとともに、データのリスクと脅威を継続的に監視し、インフラストラクチャが攻撃された場合でもデータと共にビジネスの復旧を支援します。
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