概要:
NTTデータグループがRubrikアプライアンスを採用し、国内グループ会社およそ70社、8万ユーザーが利用するプライベートクラウドのバックアップシステムを最新化しました。バックアップ対象となるシステムは100を超え、仮想マシンは3,000に達する大規模環境です。NTTデータグループ全社の多様な社内システム整備・運用を担う同社 ITマネジメント室では、バックアップの運用管理性、性能、容量効率の向上による「データ保護の高度化」と、ランサムウェアの脅威に備える「サイバーレジリエンスの強化」を掲げバックアップシステムを刷新しました。
「私たちが示したデータ保護要件をクリアしただけでなく、サイバーレジリエンスの強化に有効であることは Rubrik の圧倒的な優位性でした。特に、ランサムウェア攻撃をいち早く検知し、状況を可視化し、迅速に正常な状態に戻してビジネス影響を最小化できる機能には大きく期待しています」
導入前の課題 :
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大規模プライベートクラウド環境のデータバックアップのモダン化
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バックアップジョブの作成などデータ保護にかかる運用負荷の低減
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サイバーレジリエンスの強化効果(Business Outcome)
効果
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シンプルでモダンなデータ保護環境とサイバーレジリエンスの強化を同時に実現
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バックアッププロセスを高速化し所要時間を最大70%削減
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重複排除率80%を達成
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「SLAドメイン」によりバックアップポリシーを適用しジョブ作成の工数を実質ゼロに
成果:
国内グループ会社およそ70社、8万ユーザーが利用する大規模プライベートクラウド環境のバックアップシステムをRubrikアプライアンスにより刷新。初期設定の工数およびバックアップ取得時間を大幅に削減するとともに、上書きや削除ができないイミュータブル(変更不可)なファイルシステムによりバックアップデータの保護を強化しました。さらに、Rubrik Security CloudのAnomaly Detection(機械学習による異常検知)とThreat Hunting(脅威ハンティング)を活用したサイバーレジリエンスの強化を進めています。
デモ環境を体験する
RubrikのZero Trust Data Securityプラットフォームについて、Rubrikのテクニカルソリューションエキスパートがお客様環境に即したデモを行います。