概要

スナップショットやレプリケー ションなどの機能を使って手作業で行っていたバックアップ運用の改善に向けて、Rubrik の次世代バックアップ・ソリューションを導入。シンプルな操作性や高度な自動化機能によって、属人的な作業 を排除し、運用の負荷を大幅に軽減。ビジネスの継続性を支える DR 対策やランサムウェア対策におい ても大きな成果が期待されている。

課題

  1. バックアップ運用における属人化の排除と作業負荷の軽減

  2. ランサムウェア攻撃など、セ キュリティの脅威への対策強化

  3. 仮想マシンにとどまらない広範 なデータ資産の保護

結果

  1. わかりやすいUI、シンプルな操作性でバックアップ運用の効率 が向上

  2. 高度な自動化機能によって、ヒューマンエラーなどのリスクを削減

  3. 持続的なビジネスを支えるDR やランサムウェア対策の強化

  4. Microsoft365のセキュアなバックアップ対応

課題

仮想化基盤のリプレイスで浮上したバックアップ運用の課題

これまで他の業界と比べてIT化の遅れが指摘されてきた建設業界は現在、デジタル化 の進展に向けた大きな過渡期にあります。競合に先駆けて最先端のICT活用を推進して きた東急建設も、2021年に策定した未来ビジョン「VISION2030」の大きな柱として DX戦略を掲げ、その実現に向けた取り組みを全社規模で進めています。

「以前はストレージベンダーが提供するスナップショットやレプリケーションなどの 機能を使って、仮想マシン(VM)のバックアップを行っていました。しかし、この運 用ではVMを作成するたびにストレージを用意しなければならず、毎回の設定の手間や バックアップ漏れなどのヒューマンエラーが課題となっていました。こうしたことか ら、仮想化基盤のリプレイスを機にバックアップ運用の負荷軽減、また属人性の排除 に向けた具体的な検討に着手しました」



 


導入ソリューション

Rubrikのシンプルな操作性、高度な自動化機能を高く評価

アップに加えて、社内で広く利用されているMicrosoft 365のバックアップも要件に追 加して製品の選定を行い、最終的にRubrikの次世代バックアップ・ソリューションの 採用を決定しました。


 

「選定の最終段階では、2社の製品について詳細な比較検証を行いましたが、スペック面ではいずれも当社の要件を満たすものでした。最終的に Rubrikのアプライアンス製品を選定したポイントは、初心者で もわかりやすいUI、シンプルな操作性に加えて、運用側の負荷 を大幅に軽減してくれる自動化機能でした」



結果

クラウド上でMicrosoft 365の セキュアなバックアップが可能に

「今回、Rubrikを導入したことで、VMだけでなくMicrosoft 365のバックアップが可能になった点は大きな成果です。競合 製品でも同様の機能が提供されていますが、Rubrikの場合、 Microsoft Azure上にストレージを作り、バックアップをクラウ ドの中で完結することで高度なセキュリティが担保されます」