疑いの余地はありません。データに対する脅威は増大し、サイバー犯罪者は日々ますます高度化しています。データの安全確保はビジネスの成功に不可欠であり、データ損失の代償は時間・評判・金銭の面で甚大なものになり得ます。セキュリティ技術研究所(Institute for Security and Technology)の「ランサムウェア対策」レポートによれば、ランサムウェア攻撃による平均ダウンタイムは21日間です。完全復旧の所要時間は? 最大287日です。そんな時間的余裕は誰にもありません。
幸いなことに、これを回避する選択肢があります。効果的で安全なバックアップソフトウェアのソリューションを選択しておけば、データを保護し、攻撃やその他の災害が発生した場合でも復旧時間をほぼゼロにまで短縮することができます。規模の大小を問わずあらゆる企業がデータに関する課題に直面しており、効果的なエンタープライズ向けバックアップソリューションが不可欠となっています。 データサイロ(組織内のデータリポジトリやデータソースが互いに接続・通信していない状態)やデータスプロール(データが複数のサーバーに分散している状態)を抱えている企業でも、ファイルのアーカイブ、レプリケーション、データバックアップに関するポリシーを簡単に設定できるバックアップソリューションを導入することで、そうしたデータ保護の課題を(データの保存場所にかかわらず)解決できます。
効果的なバックアップ戦略の実施は、事業継続性を確保するために不可欠です。Rubrikのエンタープライズ向けバックアップソリューションは、堅牢で優れたデータ管理機能を備えるためバックアップと復旧のプロセスを効率化できます。
Rubrikのエンタープライズ向けバックアップ・復旧ソリューションは、データ損失を防ぎ、シームレスな業務遂行を可能にします。Rubrikが提供するソリューションは、バックアップ戦略を最適化し、事業継続性を保証し、データを効果的に管理します。災害により業務が継続できなくなる前に、Rubrikと一緒に備えましょう。
Rubrikが提供するバックアップと復旧のソリューションが、それを可能にします。エンタープライズ向けバックアップの自動化ソフトウェアを使えば、自社に特有のデータ要件に基づいてプロトコルを決定し、パラメーターを設定できるため、データがまさに必要な形でバックアップされているという安心感が得られます。つまり、データが最も必要になる時、すなわち障害からの復旧において(自然災害、人的ミス、サイバー攻撃など、原因を問わず)、ほぼゼロの目標復旧時点でデータを復旧することができます。仮想化環境、Microsoft 365を含め、導入されているシステムや現在の状態にかかわらず、Rubrikが提供するエンタープライズ向けバックアップソリューションは、データを安全に保護し、いつでもアクセス・復旧可能な状態にしておくことができます。
今すぐ、Rubrikにお問い合わせください。利用可能な選択肢についてご説明いたします。また、以下のよくある質問もご覧ください。
簡単に言えば、エンタープライズ向けバックアップソリューションとは、バックアップ用のソフトウェアとハードウェアの両方を活用し、ビジネスデータをプライマリストレージ(メインの保管場所)からセカンダリストレージ(バックアップ先)へ転送することで、データの損失や流出などの事態が発生した際に、重要データを確実に復旧できるようにする仕組みのことです。テクノロジーが複雑化するにつれて、バックアップソリューションも大幅に進化してきました。かつてはデータをテープに保存し、物理的にオフサイトの場所に保管していました。現在では、データを保護し安全に保つためのソリューションが複数登場しており、例えばクラウドベースのソリューションなら、バックアップデータを物理的なオフサイトの場所に保管する必要がありません。
バックアップの種類としては、フルバックアップ、ミラーバックアップ、増分バックアップ、差分バックアップ、継続的バックアップの5つが最も一般的です。
フルバックアップは、その名の通り、データ全体の完全なバックアップを作成します。このバックアップ方法は、最も完全であり、甚大なデータ損失が発生した場合に最も復旧が簡単ですが、時間がかかるため、通常は不定期にのみ実行されます。ミラーバックアップも、データ全体をバックアップしますが、ファイルの変更を追跡せずに新しいデータセットをオフサイトのリポジトリに保存します。一方、増分バックアップは、直近のバックアップ以降に変更されたデータのみを保存するため、フルバックアップよりも迅速に完了でき、必要なストレージ容量も少なくて済みます。
差分バックアップは、増分バックアップとやや似ています。このバックアップの初回の実行時は、前回のフルバックアップ以降に変更されたデータのみを保存します(増分バックアップと同様です)。その後は、前回のフルバックアップ以降に変更されたすべてのデータ(前回の差分バックアップ以前に変更されたデータも含む)を毎回バックアップします。差分バックアップは、フルバックアップよりも高速で必要なストレージも少なく済みますが、増分バックアップと比べるとやや時間がかかり、ストレージも多めに必要とします。継続的バックアップは、データの変更が発生するたびにすべての変更を保存するため、シームレスな復旧が可能です。
自社が採用するバックアップストレージのソリューションを計画する際には、扱うデータの量や種類、ビジネスのニーズに応じて、これらの種類の一部または全部を組み合わせる場合もあります。多くの企業は、最初にフルバックアップを実行した後に頻繁に増分バックアップや差分バックアップを実行する方法か、フルバックアップの後に継続的バックアップを実行する方法を選択しています。どのくらいの頻度で定期的にフルバックアップを実行するかは、業界ごとの法的要件や、保管しているデータの種類と量によって異なります。
バックアップソリューションのうち、絶対的に「良い」または「悪い」ものはありません。どれを選択するべきかは、自社のビジネスの性質、データ量、サービスレベル契約、業界、ニーズによって決まります。書き換え不可のクラウドバックアップは、拡張性、管理の容易さ、復旧の容易さを実現できるため、ますます人気が高まっています。それに加えて、バックアップ自体を暗号化し、削除・変更や身代金目的での保持ができないようにするという保護も提供します。
RubrikのZero Trust Data Securityプラットフォームについて、Rubrikのテクニカルソリューションエキスパートがお客様環境に即したデモを行います。