TechnologyApr 21, 2026閲覧時間9分

Rubrik for Proxmox VE:妥協のないサイバーレジリエンスが一般公開開始

 

 

仮想化基盤を取り巻く変化はもはや一過性のトレンドではなく、現実的な戦略課題となっています。コストの最適化や柔軟性の獲得のために、マルチハイパーバイザー戦略を採用する組織がますます増えるなか、Proxmox VEは、エンタープライズクラスの優れたオープンソース製品候補として浮上しています。

ただし歴史的に見て、自由度の高いインフラストラクチャには運用上の複雑さという隠れた負担が潜んでいます。新しいハイパーバイザーの導入により、ITチームはしばしば、断片化されたポイントソリューションの導入や脆弱な手動スクリプトに頼らざるを得ず、管理が困難でランサムウェアの攻撃を受けやすいデータの孤島を作り出してしまいます。

この度、RubrikのProxmox VE向けサポートが一般公開となりました。Rubrikはオープンソースの柔軟性とエンタープライズセキュリティとの間のトレードオフを解消いたします。Zero Trust Data Security™プラットフォームの機能をProxmoxにまで広げることで、Proxmox VEを含む、オンプレミスからクラウドに至るハイブリッド環境全体を単一の統合レイヤーで保護できるようになりました。

 

Rubrik for Proxmox VEが選ばれる理由

Proxmoxのネイティブツールや断片的なスクリプトに頼ると、多くの場合、不変性のような極めて重要な機能が失われます。Rubrikはこの難題を次のような進化したアプローチで置き換えました。

  • ネイティブな不変性&ゼロトラスト:ProxmoxのバックアップはRubrik独自の不変のなファイルシステムに保存されます。これにより、たとえProxmox管理者の認証資格情報が侵害を受けたとしても、外部脅威によるデータの変更も暗号化も削除も不可能となります。

  • 一元的な運用:データの孤島の個別管理を終わらせます。Rubrikを利用することで、Proxmoxを、VMware、AWS、Azure、各SaaS環境とともに、SaaS制御プレーンで一元管理できます。

  • ポリシー主導の自動化:SLAドメインでビジネスルールを定義することで、脆弱なCronジョブを廃止できます。Rubrikでは検出、スケジュール設定、ライフサイクル管理(リテンションロック、リーガルホールド、アーカイブなど)を自動的に処理して、Proxmoxワークロードが確実にコンプライアンス要件を満たすようにします。

     

 

Proxmox VEの保護の自動化

RubrikをProxmox VEに統合することで、手動管理が宣言型ポリシーエンジンに置き換えられ、エンタープライズクラスの保護が提供されます。管理者は個々にバックアップウィンドウを設定する代わりに、グローバルSLAポリシーにより、頻度と保持要件を一度に定義します。

ポリシーが一旦設定されると、Rubrikは自動的に仮想マシンの保護を開始します。新規VMがプロビジョニングされるごとに、それを検出して、各ワークロードが脆弱にならないようにします。バックアップジョブにおいて、Rubrikは新しい流入データ書き込みの一時的なリダイレクトの間、仮想マシンのディスクのポイントインタイムビューをシームレスにフリーズさせ、稼働中のアプリケーションの停止や中断が起こらないようにします。 

次いで、ハイパーバイザーにインストールされたバックアップエージェントが複数の並行スレッドでこの凍結データを安全に抽出することで、本番環境に影響を及ぼすことなく処理速度を最大化します。 

最後に、このデータはゼロトラストのRubrik Secure Vaultに安全に取り込まれて格納されます。Rubrik Secure VaultはRubrik独自のエアギャップ化された不変のファイルシステムで、ここでバックアップは論理的に隔離され、ランサムウェアによる暗号化や不正な削除から完全に守られた状態となります。

 

 

 

迅速な稼働へ:数日ではなく、数分で復旧

サイバー攻撃やデータ損失が発生した場合には、Rubrikのエクスポート復旧ワークフローにより、Rubrik Secure VaultからProxmox環境に直接、驚異的なスピードで仮想マシンを復元できます。 

リストアが開始されると、RubrikによりProxmoxのターゲットホスト上に直接、新しい空のボリュームが自動的にプロビジョニングされることで、手動によるストレージ構成が排除されます。 

そして並列処理を使用して、Rubrik Secure Vaultからクリーンなデータがストリーミングされます。この手法では従来の手法と比較して転送速度が大幅に加速します。 

高速のデータ転送が完了すると、Rubrikでは直ちにProxmox APIを使用して、完全に機能する新しい仮想マシンを構成して接続します。この高度に自動化された復旧プロセスにより、ダウンタイムは劇的に短縮され、重要なワークロードの稼働を数分で(数日ではなく!)再開できるようになりました。

  • 迅速なVMの復元:Proxmox環境に直接、数分で仮想マシンを完全復元

  • グローバル検索:メタデータ主導の検索を利用してグローバルインベントリ全体から特定のVMをすぐに見つけ出します。

     

     

 

妥協のない進化

仮想化スタックの進化に合わせて、データセキュリティも共に進化する必要があります。Rubrikを活用することで、Proxmox VEによる柔軟性を享受すると共に、組織全体で妥協のない唯一のセキュリティ基準を維持することができます。

安全なProxmox移行への準備は整っていますか? Proxmox向けのRubrikソリューションの詳細をご覧になるか、デモをご体験ください。

 

 

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