• Rubrik Identity RecoveryがOkta向けに書き換え不可能なエアギャップバックアップと統合的なリカバリ機能を提供
• 組織は、人的エラー、設定ミス、悪意のある変更によるダウンタイムやアイデンティティ・リスクを低減可能に
• RubrikはOkta、Active Directory、Entra IDに対応した業界初のアイデンティティ・リカバリ・ソリューションを提供
セキュリティおよびAI分野のリーダーであるRubrik(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、CEO:ビプル・シンハ(Bipul Sinha)、以下 Rubrik)は、ラスベガスで開催された「Oktane 2025」にて、Oktaのアイデンティティ・プロバイダー(IdP)環境を保護し、復旧するRubrik Okta Recoveryを発表しました。この新たなソリューションは、Oktaの重要なオブジェクトとメタデータを対象に、自動化された書き換え不可能なバックアップと、きめ細かなインプレース復旧機能を提供し、組織が高額な損失を伴う障害から迅速に復旧できるよう支援します。今回の発表により、Rubrikの既存のアイデンティティ・リカバリ機能はActive DirectoryやEntra IDに加えてさらに拡張され、3つすべてのIdPを保護する業界唯一のソリューションとなります。
Oktaは現代の企業ITエコシステムの基盤として、主要なSaaSアプリケーションや社内システムへのアクセスを制御しています。Okta自体は安全で高いレジリエンスを備えたプラットフォームを提供しますが、テナント内のデータや設定の管理は顧客自身で行う必要があります。Rubrikはこうした環境に重要な運用上のレジリエンスの層を加え、偶発的な設定ミス、人的エラー、悪意のある変更からお客様を保護します。ITチームは、こうした保護がなければ重要なデータやテナント設定を手作業で再構築するか、データを復旧させるための複雑なカスタムワークフローを設計する必要があり、いずれも労力を要するうえにエラーも発生しやすくなります。Rubrik Okta Recoveryはこうした課題を解決し、常時稼働のアイデンティティ環境を実現するための、より迅速かつ信頼性の高い手段を提供します。
Rubrikの最高製品責任者であるヘマ・モハン(Hema Mohan)は、次のように述べています。「組織間でアイデンティティ・システムの統合が進む一方で、多くの企業は依然として複雑なハイブリッド環境やマルチIdP環境で運用しており、包括的なサイバーレジリエンスを実現する上で新たな盲点を生み出しています。Rubrikは、Okta内の重要な設定や依存関係を保護することで、お客様がアイデンティティとデータを守り、迅速な復旧を行い、持続的なレジリエンスを構築できるよう、シンプルかつ強力なソリューションを提供します。」
Rubrik Okta Recoveryの主な特長は、以下の通りです。
• 自動化されたオンデマンドバックアップ:ユーザー、グループ、アプリケーションなど、Oktaの重要オブジェクトを手作業なしで継続的に保護
• エアギャップ型の書き換え不可能なストレージ:すべてのバックアップデータをRubrikが管理する書き換え不可能なストレージに保管し、攻撃や不正な改ざんから隔離
• きめ細かなインプレースリカバリ:稼働中のOktaテナント内で、設定ミスや侵害・削除されたオブジェクトを直接かつ迅速に復旧し、サービス中断を最小限に抑えて、手作業による煩雑な再構築を不要に
• 統合型のアイデンティティ保護:Okta、Active Directory、Entra IDの重要なアイデンティティ・データを単一プラットフォームで保護し、ツールの乱立を解消
Rubrik Okta Recoveryは、今後数か月以内に提供開始予定です。
Rubrik(ルーブリック)について
Rubrikは、セキュリティとAIを中核とする企業として、データ保護、サイバーレジリエンス、エンタープライズAIの活用推進を支える領域で事業を展開しています。Rubrik Security Cloudプラットフォームは、安全なメタデータおよびデータレイクを基盤として、アイデンティティ・レジリエンスを含む強固なサイバーレジリエンスとリカバリ機能を提供し、業務の継続を支援します。またRubrikは、生成AIのセキュリティ強化と導入を支援する「Predibase」も提供しており、エージェント型アプリケーションにおいて卓越した精度と効率性を実現します。
Webサイト:https://www.rubrik.com/ja/